茜色の夕日眺めてたら 少し思い出すものがありました

日が変わってしまったけど、お休みのうちにこのことだけは書かなければ寝られません。

二年前のクリスマスに消えてしまってから、すっかりとっぷり時間が経ってしまいました。今でも、わたしはいなくなってしまったから、そのうちひょっこり帰って来るんじゃないかな?と思っています。それくらい突然過ぎて理解ができていないのかな。だから、確かに悲しいけれど、そこまで悲しくない時もあるのです。

そして、12月23日は初めて富士吉田市へ行ってきました。志村さんの同級生が企画してくださった『志村正彦展』へと出掛けました。

晴れ時々曇のお天気のなか電車を乗り継ぎのんびり一人旅。月江寺駅から歩いて会場へ。お昼過ぎに着いたら、長蛇の列ができていて2時間程並びました。一人で来ている人もカップルも家族連れもおばあちゃんも…本当に幅広い年代の人がいました。志村さんのご近所のおばあちゃんが「まーちゃんのファンなんだよ」といって2時間も並んでいる姿には本当に地元を愛して、地元からも愛されていたんだなって思いました。

幼少期からの写真、衣装、機材…たくさんの志村さん縁の品があって、富士吉田マップやポストカードなどもいただいて、なんでお金を取らないの?と思わず思ってしまうくらいで。でもそれは、志村さんが愛した富士吉田市を知ってもらいたくてやっていることだから、遊びに来てくれて、ここでご飯を食べてお土産を買って好きになってもらえれば好いっていう話を聞いて、わたしもすこしでも貢献できたらなと思っていつもより多めにお金を使いました。

あとは、もう富士吉田駅ではなくなってしまったけれど行ってみたいと思ってお散歩がてらひたすら富士山に向かって歩きました。駅は新しくなってしまったみたいで、面影をあまり感じることができなかったけれどあんなに綺麗な富士山を見たのは初めてで、心に染みました。

今回は時間の都合で本当は行きたかったけれど、行かれなかったところが多いから、また富士山を見に行こうと思うくらい素敵な土地だった。茜色の夕日を聴きながら夕暮れを感じたい。

あれからずっとフジファブリックを聴いているけれど、やっぱりひょっこり出てくる気がしてならなくて…帰ってきて欲しいな。いつまでも待っているから。歌っている姿を見たいな…そう思わずにはいられないよ。